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タイ・カンボジア訪問・プノンペン日系メーカー視察ツアー

こんにちは、ネジコの慶元(けいもと)です。バンコクから飛行機で1時間、プノンペンの経済特区の日本のメーカーにきて見学させて頂きました。この地域で行われているのは部品のアセンブリなど技術を必要としない単純な手作業がメインです。バンコクで作った部品をプノンペンで組み立て、バンコクに戻して現地のメーカーに販売、こういうパターンが合理的で多いようです。

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日系の電気設備会社さんへ訪問の時に伺った話が印象的でした。現地のパートナー会社のSさんは、ポルポト支配下、当時6歳で強制労働。父は政府高官のため知識人粛清のリストに入っていました。家族約10人でタイ国境までジャングルの中をプノンペンから夜通し逃げ、その後日本まで難民として亡命。「当時のプノンペンの人口の三分の一が殺された中で家族全員が生き延びたのは、私たちくらいだろう。」

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日本人の駐在員の方含めての交流会(の待ち時間)

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工場の食堂で食べる女の子たち。

タイ・カンボジア訪問・『メタレックス』展示会参加&現地メーカー視察ツアー

こんにちは、代表の慶元(けいもと)です。11月中旬に大阪産業振興会さんと共にバンコクとプノンペンへ訪問してきました。まずはバンコクへ。日本の自動車をはじめ機械におけるものつくりはASEANの中心バンコクにシフトしているのが実感できました。

昼間はアマダという工業地域の大田テクノパークの東京大田区がやっているレンタル工場群へ。

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人件費・家賃・工場の床やクレーンの強度・税金などいろいろと質問会。アルミのダイキャスト、NC旋盤、マシニングなど工場を見学しながら、同行者の詳しそうな人たちに質問。ネジをタイから日本への輸入は考えにくく、ビジネスをするとすれば他製品を輸入する、もしくはネジをタイに輸出する、になるでしょう。やはり自動車がメインでその二次下請けという感じです。日本に輸出も一部するようですが。日本の自社工場に比べてトータルのコストダウンは10%程度、かなり成功しても15%くらいになるようで30~50%はまずあり得ないようです。

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現地のワーカーさんは作業をとめて大きな声で挨拶をしていたのが印象的でした。監査もあるからか、にしても素質と教育でしょう。いろんな工場にいままで行ったが、直立して、作業やめての挨拶はみたことがありません。

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17時からは、メタレックス展示会へ30分だけ時間があったので訪問。

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こんな巨大な展示会初めてっで、我々の大阪のブースはなんと地下1F。1200社が出展。日本の会社、日本人の方がたくさんいました。というよりはエリアによっては日本のブースばかりという状態です。あとはタイ、中国・台湾。マシニングのような工作機械が多かったです。ここまでタイが日本化しているほど、この国は機械製作の拠点になっているんだと実感。日本の自動車はタイにシフトしていっているのはなんとなく知ってはいましたが、それを目の当たりにした感じです。
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(フードコートも巨大)

18時からは、現地での情報交流パーティでした。日本の参加者とタイにいる現地の日系企業とタイの会社で立食パーティ。「あの人ネジやってるよ」と言われて名刺交換すると、つまりタイの日系企業(パナ、東芝、三菱。。。。)にのみ販売しているのが80%で他の輸出はなし。「タイにネジメーカーはほとんどないよ」とのこと。予想はしてたけど、やはり。

タイのことを「ASEANの盟主」とよく耳にしたが、地理的にラオス・カンボジア・ベトナムなどの真ん中に位置し、物流的に拠点になり、世界はタイを「工場」ではなく、「市場」として捉えた動きが盛んです。

海外調達に関して、国も大事ですが、「発想として選択肢を多く持つこと」が重要だと思います。大阪・ソウル・台南・上海・成都・深圳・クアラルンプール・ホーチミン。意外に日本での調達というところに価値を感じてきました。

タッピングネジだけを見るなら、5年後でも日本・台湾・中国で事足り、世界のネジの生産の中心地であることは変わりないと思います。ベトナム、トルコ、インド、アフリカなど話題の地域から調達というなら、それは他の商品(アパレルや業務代行など作業がメインになるもの)になるのではないでしょうか。